ギターレッスン


現在の音楽との関わり合い方に重要な示唆を与えてくれた方

blues house ZACO:
はじめは「ハンバーガーとカレーが美味くて、渋い音楽がかかっている店」くらいの認識しかなかったが、徐々に頻繁に通うようになりBluesをはじめ、GospelやR&Bなど様々な音楽を知るきっかけを与えてもらった。アメリカのBlack Musicばかりでなく、AfricaやBrazilやCaribの音楽に目を向けるきっかけもここでもらったように思う。ある日、店に入るとEddie Palmieriの凄まじいライブ演奏がかかっていた。それまでダサイイメージしかなくてまったく関心がなかったsalsaに興味をもった瞬間だった。今まで知らなかったすばらしい音楽に出会い、さらに不思議なことに知っている曲であってもここで聴くと自宅で聴くよりよく聞こえる、そんな場所が私にとってのZACOである。

SANTAさん:
友人に誘われて軽い気持ちで入った京大軽音。そこで出会ったのがSANTAさん。出会って間もなく自宅に案内された。まず、あらゆるジャンルの音楽に精通していること、寝室の半分以上を録音機材占めていることなどに驚いた。音楽中心の生活を送っている人に初めて出会ったのだが、それがSANTAさんだったのは恵まれていたのかもしれない。SANTAさん自身、the GAMBLERSやDJとして活動されていたが、SANTAさんが裏で関わっていた、村八分やBad StuffやBo Gumbosなど京都発の音楽を知るようになった。京大理学部卒業後、医学部に再入学された方で、非常に知的であるが、どこか「壊れて」いる。音楽に向き合う姿勢、一つの音楽の裏には様々な人間が様々なレベルで関わっていること、音楽を続けていくことの難しさなどを、その姿から教わった。

市川 修(敬称略):
jazz pianist。ピアノのレッスンを受けたのが知るようになったきっかけ。ライブ活動を中心に、その評判でCDを売り上げ、ラジオや雑誌などでも紹介され、果ては小説の主人公としても登場する。奥さんの芳枝さんはvocalist。音楽的にも、家庭を築かれているという点でも、我々家族にとっては憧れとする方。